閉塞感はペットへの愛情に転化?ペット関連eコマース「チューイ」($CHWY)が伸びるワケ。

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今回はアメリカペット市場に注目し、昨年上場したばかりの急成長中ペット用品のネット販売を主な事業とする企業「チューイ」を調査しました。

実は世界的にペット市場は急拡大しており、今後の伸びも期待できる市場です。

具体的に見ていきましょう。

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米国ペット市場

アメリカのペット市場は拡大を続けています。

アメリカペット製品協会(APPA)による2019年の総支出は753.8億ドル(約8兆2000億円)になるとのこと。

綺麗な右肩上がりで増加を続けていますね。2020年には市場規模は900億ドルとも言われるペット市場はなぜこのような急拡大を続けているのでしょうか?

おそらく経済成長に伴った可処分所得の増大、そしてネットによる情報流通の充実による飼育にまつわる情報の入手しやすさ、EC市場の拡大による飼育用品の入手のしやすさの改善、などペットを飼育するための障壁がことごとく解消されたことによるペット飼育率、飼育頭数の増加が大きな要因となっていると思われます。

これは世界的な現象で、なんと日本国内では15歳未満の人口より犬猫の飼育頭数の方が多くなるという現象が起きているようです。

コロナによる外出自粛や米中関係悪化、米国の人種差別問題など閉塞感あふれる情勢の中で、家庭内で愛情を注ぐことのできるペット需要はますます高まっていきそうです。

なお、ペット関連総支出の中でもペットフードが多く、全体の4割を占めているようです。特に重くてかさばるペットフードはネット販売との親和性が高く、Eコマース市場における売上比率が大きく伸びているようです。

ペットの家族化が進み、単価の高い高級フードや健康志向の高まりによるサプリメントなど1頭あたりの飼育費用の高騰も市場の拡大を後押ししているようです。

チューイ企業概要

アメリカのペット用品販売企業はPetcoとPetSmartの2社が最もメジャーで両社ともアメリカと近隣諸国で1600点以上のペットショップを運営しています。

2017年ネット販売に強いチューイのノウハウに目を付けたPetSmart社に買収され、昨年2019年6月にIPO(新規上場)を果たします。

チューイIPOを犬も祝福↓

設立2013年10月
本部フロリダ州デイニア・ビーチ
代表Sumit Singh
業種工業
上場ニューヨーク証券取引所
従業員数12,000
WEBサイトwww.chewy.com

チューイ財務状況

損益状況

売上の伸び率には目を見張るものがあります。特にネット売り上げが加速していく2017年以降は大きく成長しました。一方で販売基盤の未整備から顧客獲得に対する投資費用がかさみ、利益率は創出できておらず今後の動向に注目です。

キャッシュフロー

買収される2017年まではかなり厳しい運営状況だったことがわかりますが、2018以降は安定的なキャッシュを確保できています。これから利益の獲得が進んでいけばより安定していくでしょう。

チューイ企業戦略

ドッグフードの無料配送サービスが大ヒットして急成長を遂げました。定期的に一定量が必要になるペットフードやトイレ用品などは、安定的に需要がある上にかさばって持ち運びづらいことからネット販売サービスは市場に歓迎されました。

チューイのサービスはそれだけでなく、徹底した顧客ファーストな姿勢でファンが多いのも特徴です。

数百のスタッフが24時間体制で問い合わせを受け付けるだけでなく、購入した商品をペットが気に入らなければ100%返品可能。しかも購入から1年間は無条件で受け付けるそうです。

ペットの誕生日やクリスマスにはカードを送付。クリスマスカードは200万枚送付して、切手代のみで94万ドルを支払っているとのこと。

チューイで商品を注文するとペットシェルターに自動的に一定金額が寄付される仕組みも備えています。

こうした顧客獲得・維持サービスを最優先に置いた経営姿勢からサブスク型サービスを利用する固定客は1300万人を超えています。

一方でこうしたサービスの継続によってコスト増を招き、利益率は厳しい状況ですが、買収によって資金的問題はある程度解消しつつあるようです。

こうした、ペットやペットを飼う人々に幸せを届けようという経営ビジョンとそれに伴う徹底したカスタマーサービスは今後もファンを増やしていきそうです。

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まとめ

あまり報道されることは多くない印象ですがペットを飼うこと自体が、世界中で非常に身近なことになりつつあります。

このペット市場急拡大の背景には、経済発展とインターネットの普及やECサービスの普及がペットを飼うことへの障壁をことごとく解消し、気軽に飼える環境が整った物理的側面と、ネットを介した乾いた人間関係に物足りなさを感じる人々がリアルな愛情を求めているなど精神的側面があるのかと思われます。

いずれにせよ、コロナウイルスの収束めどが立たない現在、人との接触が制限される生活は当面続くことが予想され、この閉塞感の解消からペット市場の拡大は続くことが予想されます。

それだけでなく、ペット用品の革命的な改良と医療サービスの充実でペットの健康寿命が延びているという統計もあります。

こうなってくるとより長く、より多くのペットの生活に必要な各種商品・サービスの需要は高まっていく可能性が高く、今後の成長が大きく期待できる分野ではないかと考えられます。

※投資は自己判断でお願いいたします。

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